大人気アニメのアオアシですが、その中のキャラクターの一人で強烈な個性を持っている選手が阿久津渚です。
アオアシはユースを舞台にしていますが登場する人物すべてが魅力的なキャラクターですね。
そんな中でも阿久津渚とは、主人公の葦人に嫌味を言ったり、いじわるするなど同じチームメイトなのに嫌な奴っぷりが止まらない選手となっています。
その背景には阿久津自身の過去が関係しているのです。
阿久津渚は生粋のユース生ではなく、セレクションにて選ばれたいわば這い上がってきた選手。
他の選手はライバルで蹴落としてでも自分を上げていくという強烈な決意と意思を持っている選手なので葦人がうらやましくも自分と正反対でイライラするようです。
そんな阿久津渚選手ですが、実在の選手をモデルとして設定されています。
今回はそのモデルとなっている選手が誰なのか性格や家庭環境、プレースタイルから大予想していきたいと思います。
アオアシ阿久津のモデルとは?
作者である小林先生が、電子書籍ランキング.comのインタビューで次のように語っています。
阿久津のモデルは、実は本田圭佑選手(ACミラン)です。
・・・(中略)・・・
ただひとつ、フィールドにおいて最後まで残る確かな強さ、その象徴というのが、僕のなかでは本田圭佑選手でしたので、参考にさせていただきました。
阿久津渚のモデルは本田圭佑でした。
作者も最も好きという選手だけにモデルを反映させた阿久津渚も作者から思い入れのあるキャラとして重要視されていそうですね。
他のキャラクターたちは、明確にモデルというのはなく複数人の選手を参考に決定しているようですが、阿久津渚だけは、本田圭佑を参考にしていると名言されています。
もちろん、本田圭佑が露骨なファールや嫌がらせするわけないですが、どんなところが似ているのでしょうか?
阿久津渚と本田圭佑の似ているポイントは?
本田選手は、フィールド内外でも自分に自信を持ち信念を貫き通すスタイルが有名ですね。
そのためビッグマウスなんて言われていることもあります。
そういう点では、阿久津渚とも通じるものがあります。
彼も何が何でも這い上がる強い意思と、いい意味で日本人ぽくない自分アピール力を備えている選手です。
日本代表に召集された時も使ってもらえない状況が続く中、監督に「俺の何を買ってここに呼んでくれたのかわかりませんが、そんな選手必要ないなら今すぐ日本に帰してください」と啖呵切った男です。
「これが俺なんで」
まさに自分を貫き通す意思を明確に固めたときだったのではと思います。
モデルである本田選手のような強烈な自己主張と何者も押し返すプレーを早く見たいですね。
阿久津渚と似ている境遇のモデル選手は?
阿久津渚は母子家庭で、母親から見向きもされないひどい家庭環境で育ちました。
そんな家庭環境だったからこそ、才能を見出してもらったサッカーで必ず成功するという強い意思を持つ選手となりました。
では、サッカー選手に実際に同じような境遇の選手はいるのでしょうか?
クリスティアーノ・ロナウド
世界的に有名な選手、クリスティアーノ・ロナウドです。
ポルトガル出身の彼ですが、幼少期はかなり貧しい家庭で育ちました。
アルコール依存症の父がおり、食べるのにも困りマクドナルドの売れ残りのハンバーガーを恵んでももらって飢えをしのいでいた経験もあるようです。
そんな環境であるからこそハングリー精神を強く持ち今の地位まで上り詰めたんでしょうね。
ルカ・モドリッチ
2018年のW杯では、母国クロアチア代表を見事に準優勝に導いた司令塔です。
2018年の大会MVPにも選出されています。
幼少期に彼はユーゴ紛争に巻き込まれているようです。
その際、祖父は殺害されていて、一家は難民となりました。
そんな状況で育ったため、彼のフィジカルは強くなりませんでした。
それが原因で昔はクラブのセレクションに不合格した経験もあるそうです。
今や、世界的なプレーヤーですが、幼少期の経験があり今の彼があるのですね。
カルロス・テベス
元アルゼンチン代表のFWで、マンチェスター・ユナイテッドに所属していたこともあり、欧州や南米で活躍した選手です。
現在は、現役を引退してしまいました。
彼は母国のスラム街で生まれ育ちました。
5歳の時に父親が銃で撃たれて亡くなり、その後母は重度のドラッグ中毒となってしまったようです。
叔父と叔母に育てられましが、そんな中、石を蹴る姿を見たコーチから、サッカーに誘われたのがきっかけでサッカーを始めます。
その際、叔父がコーチに向かって「彼はサッカーをする靴もないんだ」と言ってしまうほどの貧困であったようです。
そこから40億以上もの年俸を稼ぐ選手に這い上がった凄い選手ですね。
ズラタン・イブラヒモビッチ
スウェーデン代表の最多得点記録保持者であるイブラヒモビッチ。
彼の両親は二人とも移民でした。
移民であるためか、父は酒浸りとなり、両親は幼少期に離婚してしまっています。
さらに姉はドラッグ中毒という家庭で育ったようです。
彼自身も地元で有名な不良となり、盗んだ自転車でサッカーの練習に行くような選手でした。
サッカーで大成しなければ、彼は刑務所に入っていただろうと言われるような人物であったようです。
境遇としては、イブラヒモビッチが阿久津渚に最も近い境遇の選手と思います。
そんな彼も阿久津同様サッカーで一流となることで救われた一人なのかもしれないですね。
阿久津渚と似ているプレースタイルの選手は?
阿久津渚はCBですが、リベロとして攻撃参加もする選手です。
確実に相手の攻撃の芽を摘みながらもここぞというときには味方を信頼し、攻撃に参加し得点も決める凄いDFです。
またディフェンス時も外国人選手にも引けを取らないフィジカルで相手の攻撃をつぶす闘将と言われるようなプレースタイルです。
では、同じような選手でモデルとなっている選手はいるのでしょうか?
フランツ・ベッケンバウアー
かなり前の選手となりますが、彼がリベロというポジションを確立した立役者となります。
西ドイツの代表選手で守備と攻撃の選手が分かれていた時代。
彼は守備の能力も高かったですが、攻撃の能力も高かったため、攻撃を組み立てゴールするまでをこなした最初の選手となります。
現代とは少しサッカー感が違いますが阿久津渚のモデルとなった選手といえなくもないですね。
長谷部誠
言わずと知れた元日本代表の長谷部誠です。
日本代表では主にボランチ(CMFかDMF)の位置づけで活躍されていました。
攻守の流れを読み、的確に相手のスペースをつぶし、ボールを奪い攻撃の最初の起点となる選手ですね。
阿久津渚とはポジションが違いますが、2017~2018年のシーズンでリベロのポジションをこなしていました。
同じ日本人ということでエントリーです。
阿久津渚へのみんなのコメントは?
⚽ HAPPY BIRTHDAY ⚽
本日「6月13日」誕生日のキャラクターは…
🎉 🎉
阿久津渚
cv.武内駿輔🎉 🎉
誕生日おめでとう❗#アオアシ pic.twitter.com/JR8hR3RQx2
— 『アオアシ』TVアニメ公式 (@aoashi_pr) June 12, 2022
悪役として野球界からは、広田勝利(H2)。サッカー界からは阿久津渚。どっちも坊主で憎み切れないやつ
阿久津渚という巻数を重ねるごとに評価がうなぎのぼりなやつ
悪い奴だけど憎み切れないところのある個性的なキャラとして注目されていますね。
アオアシ阿久津のモデルとは?プレースタイルや性格や境遇から大予想!まとめ
アオアシの阿久津渚について紹介しました。
阿久津渚のモデルとなった選手は本田圭佑でしたが、他にも似た境遇や似た家庭環境、プレースタイルの選手をモデルとして紹介しました。
彼自身、モデルとなった本田圭佑に負けずとも劣らない強烈な自分アピール力を持つ魅力的な選手です。
プレーススタイルや、家庭環境も相まって他の選手にない魅力を持っているだけに、阿久津渚がモデルとなった本田選手に負けない凄い選手に成長することが楽しみですね。
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※本ページの情報は2022年7月時点のものです。最新の配信状況はU-NEXTサイトにて
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