シンウルトラマンが帰ってきましたね。Amazon Prime Videoで公開され盛り上がっています。
映画の公開前からシン・ゴジラの次の作品ということで期待とともに注目されていました。
そんな映画『シンウルトラマン』ですが、CGがしょぼいという噂が飛び交っています。
映画を見た人がシン・ゴジラと比較してCGがじょぼくなっているという投稿が散見されます。
ここでは、新作映画のシンウルトラマンのCGがしょぼいのか。ひどいのは予算が本当に原因なのか調査してみました。
予算がないからだとか言われていたりしますが、CGがしょぼいと言われる理由は何なのか、分析していきます。
シンウルトラマンのCGがしょぼいの?
映画『シン・ウルトラマン』が公開されてから高い評価をする一方で、日本の特撮映画の現状に物足りなさや不安を感じる方もいるようなので紹介いたいと思います。
シンウルトラマンのCGに物足りなさや不安?
特撮になくてはならない重量感やぶつかり合う衝撃などがCG丸出しで特撮の良さが損なわれているように感じた。
怪獣は作り物って感じがしました。しかし、それが分かった上で楽しむ楽しみ方もあるかな。
初代のウルトラマンの設定をリメイクした印象です。王道のウルトラマンといった感じだけどやっぱりCGはしょぼいです。
昭和の特撮感が満載で見る人によってはCGがしょぼいって感じです。
CGしょぼいな。お金がないのか技術がないのか…。
ウルトラマン初代(昭和ウルトラマンシリーズ)は、あの予算感と時間をかけて1話ごとの瞬間的な面白さを突き詰めた作品。そういった作品はもう令和の世では撮れないので観る価値は高いなと思います。しかし、着ぐるみ燃やしたり、実際に引きちぎって撮られた映像の生々しさはCGでは表現できない…まあそれを表現しようとしたのがシンウルトラマンだけど。
シンウルトラマンのCGに納得の声もあり?
古き良き昭和特撮”への愛着があります、そのためノスタルジーを感じられる私は大絶賛します。
CGがしょぼいのかな?…何か求めているものが違うのかな? あまたのビルディングが、ガラス片を飛び散らせながら土煙を上げて倒壊するとか、そういうのが見たいって事…なのかな?。
CGがしょぼいというより、重量感があった方が良いシーンでもふわっとしてた。
シンウルトラマンのCGしょぼいって言われるかもしれないけど、ウルトラマンらしい怪獣を求めるとあんな感じになる気がする。
初代ウルトラマンのしょぼい動きを頑張ってCGで再現してる。
当時オマージュの戦闘シーンが好きな人は仮面ライダー ビヨンドジェネレーションズの本郷猛も楽しめると思うよ。
普段しょぼいCGばっかり見てる身からするとシンウルトラマンのCGは結構綺麗だと思った。
でも動きの激しい部分はちょっとクオリティ下がるところもあったかも。
昔の合成はあのチープさで正解というか、初代バルタン星人の分身とか「この時代にこれをやったのすげー!」ってなるので、当時の子供が興奮したであろう雰囲気を今再現してるんだと思って見てたよ。
各所をあえてノスタルジックに描いている。CGがしょぼいという批判は的外れ。元祖ウルトラマンのファンに向けた演出。
良くも悪くも初代見た人向けの映画と感じた。
特撮感出す為にあのクオリティなのかと思ってたんだけど…。
CGの出来が若干甘くて本物に見えないのはレトロ特撮感を出すための監督のこだわり。
今回、『シンウルトラマン』はノスタルジックに令和の時代を描きたかったのだと思います。
CGでリアリティを出すより当時の特撮感をそのまま再現することっを大事にしたようです。
特撮感を出すことはウルトラマンの世界観を崩さないということ。
ウルトラマンを大事に扱っているというのがわかりますね。
しかし、昭和の時代と令和の時代の描写に時代のズレが大きくファンなどからも不自然さに感じてしまい没入感を損ねてしまったのではないでしょうか。
個人的に初代ウルトラマンを知っているため、SF映画として楽しく観ることができますが、平成・令和の時代でCGを屈指し魅了された世代のファンからすると厳しい声もあるようですね。
シンウルトラマンのCGがひどいのは予算が原因?
今回の映画を手掛けてきたのは企画・脚本の庵野秀明、監督は樋口真嗣です。
このお2人は映画『シン・ゴジラ』も手掛けており、海外でも大ヒットさせています。
映画『シン・ウルトラマン』と映画『シン・ゴジラ』はどうしても比較されてしまうのが現状です。
今回の映画は制作費がシン・ゴジラと比べ10億円を下回っていると言われているため、そこにはやはり予算という大きな壁に悩まされたのではないでしょうか。
制作費用の削減しなければいけない現状を考慮すると日本における特撮映画に限界を感じるのも仕方ないと思います。
また、今回の映画制作期間は『シン・ゴジラ』より制作が短期間であったと言われています。
『シン・ゴジラ』より予算や制作規模が異なるわけですから、それと比較してしまうと全く異なりCGがしょぼいと言われる原因になるかもしれませんね。
しかし、ミニチュアとも組み合わせた迫力ある映像になっており、低予算といいいながらCGと樋口監督や制作陣の知恵やアイディアを屈指され絵コンテ通りの映像だったと評価する方もいます。
脚本の庵野秀明は同時期に『シン・エヴァンゲリオン』や『シン・仮面ライダー』の製作や撮影を並行しています。
現場にはなかなか参加することは出来ず今年に入ってから全体的なクオリティーコントロールのチェック作業に入れたと言われています。
脚本の庵野秀明が多忙の中、今回の映画を作り上げたのならもう少し余裕があると違う映像になっていたかもしれませんね。
シンウルトラマンのCGがしょぼい?ひどいのは予算が原因のまとめ
『シン・ウルトラマン』、 シン・ゴジラ同様に賛否が分かれている感じがしますが、挿入曲も含めて懐かしくテレビ作品へのリスペクトも感じて観れました。
シンウルトラマンのCGは短期間で作ったことでディテールが若干意図と違うところがあるかもしれませんが、基本的に精巧に作られています。
ハリウッド映画のように巨大な予算を捻出することができればより、CGも高度になったのかもしれません。
しかし、今回は予算だけではなく昔から慣れ親しんでいる映画に近づけたとも考えられます。
特撮感を出すことを大事にした結果、CGもわざと作り物感を出して演出していったためしょぼいと言われたのだと考えられます。
本当にシンウルトラマンのCGがしょぼいのか、VODで確認してみてはいかがでしょうか。
Amazon Prime Videoで独占配信
また、今後庵野秀明と樋口真嗣ダブルで続編が出てくるのにも期待したいですね。
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